県県土整備部下水道課は、県内市町村の2010年度末における下水道普及率をまとめた。県全体の普及率は69.2%で、昨年度と比較し1.0ポイント増となった。全国平均は東日本大震災の影響から岩手、宮城、福島の3県を調査対象から除外し75.1%で、全国平均を下回った。県内市町村で普及率が高いのは、浦安市の99.6%、千葉市の97.2%、八千代市の92.1%、佐倉市の91.7%、四街道市の90.1%、酒々井町の90.9%など。
全国では東京都の99.2%がトップで、神奈川県の95.8%、大阪府の93.2%、兵庫県の91.4%、京都府91.2%と続く。
同課では、普及率の向上に効果がある都市部の整備を進めるとともに、下水道普及が遅れている九十九里・南房総地域への普及啓発活動に努める。