建通新聞社四国
2011/09/02
【愛媛】鳳建築設計に特定 松野中の改築設計
松野町は、建築後40年以上が経過した松野中学校の校舎改築を計画、基本・実施設計を簡易型プロポーザルで選定した結果、鳳建築設計事務所(松山市)に特定した。設計工期は12月20日まで。工事発注は2012年度に行う方針で、13年度までの2カ年で整備する。13年9月からの供用を目指す。
計画によると、新校舎の構造は木造(必要最小限の鉄筋コンクリート造を含む)とし、延べ床面積は約2800平方b。教室は、普通教室が各学年2室の計6室、特別支援学級1室、共通諸室、図書室、パソコンルーム、多目的スペース、配膳室、和室、生徒用更衣室など。特別教室は、理科室、音楽室、美術室、調理室、視聴覚室など。管理諸室は、校長室、職員室、事務室、会議室など。駐車場は、職員駐車場と一般駐車場を敷地内にそれぞれ20台程度確保するとともに、スクールバスの駐車ペースを敷地内に1台程度設ける。
町では同校舎を地域の防災拠点(避難施設)としての機能を果たす施設としても整備する考えだ。
現校舎の規模は、本館が鉄筋コンクリート造3階一部4階建て延べ2248平方b、特別教棟が同造平屋1211平方b、昇降口が同造平屋113平方bなど。
総事業費は外構工事、既存建物解体工事、仮設工事などをを含めて、8億6700万円を見込んでいる。場所は延野々。