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建通新聞社(中部)
2011/08/31

【愛知】愛知県建設部 諏訪住宅 第6次設計をアーチザンに

 愛知県建設部公営住宅課は、県営住宅「諏訪住宅」の建て替えに当たり、第6次設計を委託するためプロポーザル方式(簡易指名型技術者評価方式)を実施し、技術提案書を審査した結果、アーチザン(豊橋市)を特定した。今後、随意契約を結び次第、設計に着手する見込み。委託期間は2011年3月下旬までの予定。
 委託概要は既存住宅2棟の解体設計と新住棟1棟の建築設計などを実施する。
 諏訪住宅は、昭和40年代に建設された中層住宅。今回建て替えるのは、鉄筋コンクリート造5階建ての住棟2棟(2号、3号棟)で延べ床面積は約3000平方b。住戸数は90戸分。これをを解体し、その跡地に新住棟1棟を建設する。取り壊し工事も12年度に実施する見込みだ。
 新住棟の規模は、設計の中で詰めていくが、鉄筋コンクリート造8階建てで56戸分の住戸を整備する。住戸のタイプは3DKを中心としながら、一部2DKタイプも整備する見込み。またエレベーターも設置する予定。所在地は豊川市新道町1地内。
 本体建築工事の発注についても12年度となる見込みだ。諏訪住宅は全体で432戸の住戸がある住宅で、順次建て替えを進めている。将来的には7、8次の計画もあるが、実施時期については未定となっている。