建通新聞社(岡山)
2011/08/31
【岡山】八幡温泉郷の市営2施設「サンタケベ」と「温泉会館」の再整備
岡山市は、八幡温泉郷の市営2施設「サンタケベ」と「温泉会館」の再整備について、合併特例区協議会でサンタケベに機能を集約し新築が望ましいとの意見が出たことを踏まえ、同協議会が解散する2012年1月までには新築かリニューアルするかの最終決定を行う方針。
年度内には基本構想を固め、整備スケジュールを決めるとともに、12年度には設計費を計上する予定。
現施設の規模は、宿泊研修センター(1984年オープン)が鉄筋コンクリート造3階建て延べ約1500u、温泉会館が木造スレート葺2階建て延べ1040u(90年オープン)。
両施設は、合併時に市北部地域の観光レクリエーション交流拠点として位置づけて整備する計画になっていた。しかし、09年度にプロポーザル型事業の可能性を探るため、民間事業者にヒアリングを実施したものの、施設整備等の投資に見合う収入は見込めず、民間参画による施設整備、運営は難しいという意見が大半を占めたことから、行政主導による施設整備を検討しているもの。