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建通新聞社(中部)
2011/08/26

【三重】飯野高校多文化共生学習支援棟建築設計などに着手

 三重県県土整備部は、県教育委員会の執行委任を受けて、県立飯野高校多文化共生学習支援棟建築設計と、津高校など3校について既設校舎棟の耐震補強の計画作成に着手した。このうち耐震補強については計画策定後、11月以降に順次、耐震実施設計を発注する計画だ。工事は2012年度以降の予算措置で対応していく。
 4件の委託内容は次の通り。(鉄筋コンクリート造=RC造)
 ▽飯野高校多文化共生学習支援棟(仮称)建築設計(鈴鹿市三日市町東新田場1695)―設計担当は前野建築設計(津市)。工事概要は多文化共生学習支援棟が木造2階建て延べ約540平方bで1階に多文化共生学習支援センター、2階に同校の図書館を配置する。建設位置は特別教室棟の東側。既設棟と接続する渡り廊下は鉄骨造平屋約40平方b。このほか太陽光発電(約10`h)の設置、内装仕上げの木質化などを予定。設計工期は12年3月19日。工事は12年度以降。
 ▽津高校管理棟耐震補強計画(津市新町3ノ1ノ1)―計画担当は南勢建築設計(伊勢市)。対象の管理棟はRC造3階建延べ1563平方b。1963年竣工。設計工期は11月16日。
 ▽津商業高校普通教室棟(25)耐震補強計画(津市渋見町小谷699)―計画担当は田端隆建築設計(津市)。対象の普通教室棟はRC造3階建延べ1560平方b。80年竣工。設計工期は11月7日。
 ▽桑名高校管理棟(1)耐震補強計画(桑名市東方1795)―計画担当は南勢建築設計(伊勢市)。対象の校舎棟は管理棟(1―B)がRC造3階建延べ1210平方b、管理棟(1―C)がRC造3階建延べ1424平方b。63年竣工。設計工期は10月31日。