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建通新聞社（中部）
2011/08/25
【三重】四日市市 富田中学校改築へ 久米設計に基本・実施設計を委託
四日市市は、「富田中学校」の改築に向けた設計を久米設計名古屋支社（名古屋市中村区）に委託した。設計は12月中に基本設計、２０１３年９月末までに実施設計を完了するスケジュールで、工事は引き続き13年度中に発注する見通しだ。市では同校の改築について、市の総合計画（２０１１～20年度）の基本計画で学校施設整備計画案に位置付けており、老朽化した北側校舎を改築する。現地で改築する方針で、新校舎建設後、既設の北側校舎を解体する。所在地は東茂福町４ノ19。
新校舎は、教室棟として鉄筋コンクリート（ＲＣ）造３階建て延べ約３０００平方㍍の規模を想定。現在の南側校舎（管理棟）の前面に建設する。
一方、解体する既設の北側校舎の規模はＲＣ造３階建て延べ約１８１３平方㍍。解体後の敷地は、運動場などの屋外整備でテニスコートの整備や、敷地と隣接する宅地に配慮したセットバック用地として確保する。
設計では、新校舎に合わせて移動させる昇降口の方向や既設校舎間の渡り廊下の新設のほか、北側校舎の解体と運動場整備、管理棟の既存不適格個所の改修などをまとめる。
工事は２年程度の継続事業となる予定だ。
