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建通新聞社
2011/08/24

【大阪】大阪府 水と光のまちづくり 5カ年のアクションプラン策定へ ハートビートプラン・E−DESIGN共同企業体がコンサル

 大阪府は「水と光のまちづくり」で、2012年度からから5カ年のアクションプランを策定するため、コンサルティング業務をハートビートプラン・E−DESIGN共同企業体に委託することを決めた。
 公募型プロポーザルで委託先を選定した。8者がプロポーザルに参加し、ハートビートプランJVの案は、品質点が75.8で1位。価格点が9.3点で8位。総合点が85.1点で1位。提案金額は350万円。舟運活性化や担い手育成、マネジメント手法の導入など、大阪府として中長期的に取り組むべき内容が高く評価された。
 委託する業務は、@シンボル空間づくりの企画A全体のストーリーづくり(取り組み方針・エリアの考え方)、具体的な取り組み内容(ハード・ソフト)の企画Bシンボル空間づくりの効果検証手法の検討Cシンボル空間づくりの取り組みの効果を的確に検証する具体的な視点、指標、手法の検討Dアクションプランの資料とりまとめEイメージパースの作成−など。納期は2012年3月23日まで。
 「水と光のまちづくり」は、水都大阪推進委員会が7月に策定予定。アクションプランは、水都大阪の新たな顔となる「シンボル空間」の創出を目指している。空間の利活用ルールや仕組みづくりにつなげる社会実験などを実施しながら官民共同で進めていく。
 大阪城公園エリア、大川桜之宮・中之島東部エリア、中之島西部・安治川エリア、大阪ドーム周辺・木津川エリアを中心に、全体のストーリーを構築。「エリア型」は、中之島西部エリアに重点を置く。場所によらない「テーマ型」も展開。すでに整備が進んでいる八軒家浜、中之島バンクス、大阪ふれあいの水辺、中之島にぎわいの森などとも連携する。