建通新聞社
2011/08/23
【大阪】大阪府 都市計画公園・緑地の全面見直し 存在、利用、媒体の3項目で評価
大阪府は、都市計画公園・緑地の全面見直しについて、評価方法の概念と大まかな流れを都市計画審議会の見直し検討委員会に示した。対象は、府営14公園とし、存在効果、利用効果、媒体効果の3項目で今後の整備の必要性を評価する。
今後、検討委員会で代表的2公園をケーススタディとして、見直しプランを策定。これを基に見直し方針を整理し、2012年2月の都市計画審議会に見直し方針案を報告。パブリックコメントを経て、3月に見直し方針を決定する。
評価の基準となる「存在効果」は、防災、環境、景観で評価。「利用効果」は、スポーツ・レクリエーションを評価。「媒体効果」は、商業・観光・教育・文化などを評価する。これらの評価に加え、「代替性」「実現性」での検討を加え、事業を存続するか、計画を見直すかの判断材料を示す。
対象の14公園・緑地は次の通り。
▽服部緑地(豊中市、吹田市)▽寝屋川公園(寝屋川市)▽山田池公園(枚方市)▽深北緑地(寝屋川市、大東市)▽久宝寺緑地(八尾市、東大阪市、大阪市平野区)▽牧岡公園(東大阪市)▽長野公園(河内長野市)▽錦織公園(富田林市)▽石川河川公園(柏原市ほか)▽大泉緑地(堺市北区、松原市 大泉緑道含む)▽二色の浜公園(貝塚市)▽蜻蛉池公園(岸和田市)▽りんくう公園(泉佐野市ほか)▽せんなん里海公園(阪南市、岬町)