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北海道建設新聞社
2011/08/22

【北海道】被災地へ送る磯舟を羽幌港へ海上輸送−地元建設業が支援 

 得意分野を生かして復興支援にひと役―。萌州建設(本社・留萌、畑中修平社長)は18日、天売、焼尻両島から震災支援のために被災地へ提供することになった磯舟10隻を、羽幌港に海上輸送するボランティアを行った。
 北るもい漁業協同組合(本所・羽幌、今隆代表理事組合長)が東日本大震災の被災地に磯舟を無償提供するため、同組合から海上輸送について協力要請を受け、快諾した。
 同社は焼尻島の牧場で関連会社・萌州ファーム(本社・羽幌、畑中修平社長)が高級サフォーク羊肉「プレ・サレ焼尻」を生産。天売島内でも萌州建設が留萌建管発注の天売島線交安工事(伊藤亮太現場代理人)を請け負っているなどの縁がある。
 奉仕作業では、天売島から2隻、焼尻島から8隻、計10隻を同社の500d積み作業用台船・龍虎号No.5で羽幌港まで輸送。伊藤現場代理人のほか社員、作業員ら6人が参加し、磯舟を傷つけないよう慎重に、クレーンで積み込みと積み降ろしを行った。