建通新聞社
2011/08/18
【大阪】大阪府 泉北ニュータウンの再生モデル 企画提案競技で委託 24日説明会
大阪府は、「泉北ニュータウン再生における官民連携事業に係る再生モデル検討業務」に関する企画提案競技を実施する。8月24日に咲洲庁舎で説明会を開催。9月1〜16日に提案を受け付ける。9月下旬に選定委員会を開き、10月上旬に契約を締結する。納期は2012年3月16日まで。
業務の内容は、泉北ニュータウンの再生に向け、ニュータウン内の公的賃貸住宅や地区センター・近隣センター、道路・公園などの多様な公共資産を生かした、民間事業者などと連携した持続可能な新たな再生モデルを提案する。
具体的には、@コンセッション方式などを活用した公的賃貸住宅の再生モデルA官民連携による近隣センターの再生の方向性と再生モデルB官民連携による泉ヶ丘駅前地域の再生モデル−などを提案する。現状把握を行った上で、モデル地区・モデル事業での実現可能性調査、検証を実施。実現に向けた法制度、補助税制、金融面での課題を整理し、成果を報告書にとりまとめる。委託上限額は1,193万5,350円(税込み)。
泉北ニュータウン(堺市)は、まちびらきから40年以上が経過し、人口減少、少子高齢化の進展、住宅や施設の老朽化などさまざまな問題が生じている。このため、再生計画を策定。国土交通省が実施する「新たなPPP/PFI事業」の先導的官民連携支援事業対象に選定されている。
公募参加資格は単体またはJV。大阪府測量・建設コンサルタント等競争入札参加資格者。
説明会への参加は、23日12時までに電子メールで申し込む。担当は、住宅まちづくり部居住企画課ニュータウン・密集市街地再生グループ。