建通新聞社四国
2011/08/16
【香川】来年度から新本館建設 丸亀高校改築
香川県は、老朽化が著しい丸亀高校の各施設を改築するため、2012年度に新本館建設に着工する。年明けには本館の解体工を発注し、12・13年度の2カ年で新本館を建設する。改築事業では、体育館の建て替えも計画されており、基本計画での概算総工事費は19億3000万円を見込んでいる。
新本館の実施設計を清和設計事務所(丸亀市)に委託した。期間は2012年2月10日まで。規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ6136平方b。ほかに機械棟の鉄骨造平屋61平方bの実施設計も委託している。
既存の各施設は築後、4〜50年が経過しているため、耐震補強ではなく全面建て替えを行う。
現有施設の規模は本館が鉄筋コンクリート造4階一部5階建て延べ4906平方b、1959年9月竣工。第一体育館が鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ2156平方b、65年3月竣工。東館が鉄筋コンクリート造3階建て延べ1414平方b、71年11月竣工。
ほか2階建て延べ237平方bの部室棟や電気室、屋外整備などがあり、改築計画は、87年8月竣工の図書室棟(西館)と82年10月竣工の第二体育館を除き、建て替える。新体育館の計画規模は1276平方b。場所は丸亀市六番丁。
県では今後、12年度の着工に向けて事業費の予算要望をしていく。
生徒は工事中、仮設プレハブを使用する。仮設プレハブの借入期間は2012年3月21日から14年3月31日まで。