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日本工業経済新聞社(山梨)
2011/08/10

【山梨】校舎解体など年内に公告 屋体関係は来年度を予定 芦川小学校整備 笛吹市

2011年度笛吹市マニフェストにもある、「芦川小学校整備事業」がいよいよ動き出した。市では先月に、芦川小学校改修設計をアメニティ宮下建築設計(笛吹市一宮町田中1248・電話0553−47−2378)へ委託済み、早ければ年内に納期される。芦川小学校整備事業費は概算で3億円程度が見込まれ、その大半を過疎債が占める。
 本年度は旧芦川中学校特別教室棟(RC造3階建て延べ550u)を解体するとともに、芦川小学校校舎内部などを改修。委託関係では地盤調査を行う予定。これらは年内に公告を実施する。
一方屋内運動場の建替えは、旧芦川中学校部分を解体し、その場所へS造平屋建て延べ700u規模の屋内運動場を改築。現施設と同規模になりそう。来年度に現施設の解体工事及び実施設計を進める。屋内運動場関連の予算は、12年度当初予算への計上が有力だ。建設は13年度以降を見込む。
 同小学校整備で市は、09年度の6月定例議会で「笛吹市立学校設置条例の一部を改正する」条例案を提出、芦川中学校を10年度から統合再編している。旧中学校はRC造3階建て(1976年竣工)で芦川小学校(1988年竣工)と隣接、グラウンド部分は共有していた。
 校舎裏側の斜面では、県峡東建設事務所が芦川沢の入地区急傾斜地崩壊対策事業(擁壁など)を進める。今月中旬にも指名競争で事業地の用地測量委託を入札し、来月には契約者が決まる。用地買収が順調に進めば、年明けにも着工する。笛吹市では、県工事が始まる前に校舎を解体する計画。
本年度の当初予算には事業費として4980万円を計上した。



提供:山梨建設新聞