恵那市は、2カ年事業で行う「神ノ木橋」架け替えを10月にも発注する。下部と上部を一括発注するもので、2012年12月の完成を目指していく。また、新橋完成後に行う現橋=写真=の撤去は、13年1月ごろに発注する方針だ。
同事業は、JR恵那駅東側の惣ノ神線(大井町地内)で阿木川に架かる現橋が老朽化し、駅前整備により道路線形とのずれも生じていることなどから行うもの。
新橋は現橋の下流側に架ける。計画規模は、橋長が約56b、幅員が車道部6・5b、歩道部(片側)2・5b。構造は2径間連続ポステンホロー桁橋で、下部工は橋台が2基、橋脚が1基。新橋を惣ノ神線とつなぐ数十bの接続道路整備は、12年度の道路改良工事として発注する。
また、撤去される現橋は橋長が53b、幅員が車道部4・5b、歩道部1・5b。構造は車道部がコンクリート、歩道部が鉄骨造。橋脚が2基。
新橋の設計は10年度に大日コンサルタント恵那事務所(恵那市)が行った。現橋撤去の詳細設計も同社が11月30日までの工期で進める。