建通新聞社(中部)
2011/08/09
【愛知】清水住宅 第2次SKをイサム設計に
愛知県建設部公営住宅課は、県営住宅「清水住宅」の建て替えに当たり、第2次設計を委託するためプロポーザル方式(簡易指名型技術者評価方式)を実施し、技術提案書を審査した結果、イサム設計(春日井市)を特定した。今後、随意契約を結び次第、設計に着手する見込み。委託期間は2011年3月下旬までの予定。
委託概要としては既存住宅2棟の解体設計と新住棟の建築設計などを実施する。
清水住宅は、昭和40年代に建設された中層住宅。今回建て替えるのは、鉄筋コンクリート造4階建ての11号棟と鉄筋コンクリート造5階建ての12号棟の2棟で延べ約4500平方bの既存住棟(住戸数86戸)を解体し、その跡地に新住棟1棟を建設する。取り壊し工事も12年度に行う見込みだ。
新住棟の規模は、設計の中で詰めていくが、鉄筋コンクリート造8階建てで72戸の住戸が入る住棟を整備する。住戸のタイプは3DKを中心としながら、一部2DKやシルバー対応型も整備する見込み。
また、エレベーターは1基が備えられる予定。所在地は東海市荒尾町深水地内。
本体建築工事の発注についても12年度となる見込みだ。また、将来的には13号棟と14号棟も建て替えしていくこととなる見込みだが、着手時期については未定。