千葉県コンクリート製品協同組合(花澤長文理事長)は7月29日、千葉市内の組合会議室において「ISO9001:2008規格解説セミナー」を開き、12人が受講。講師には、(財)建材試験センターISO審査本部の香葉村勉主幹を迎えた。
開講に先立ち神子勇事務局長は、この日のセミナーの内容について、「2008年に規格改正があり、ISO9001制定の背景となる品質マネジメントの8つの原則との関係及び序文について、基礎的知識を解説して頂く」と説明。
また、東日本大震災の津波による福島第一原発事故の影響で、節電を余儀なくされる現状との関連について、「本日受講される皆さんは、既にISO9001を取得している方々だが、例えば、節電などの社会的問題を取り上げ、それを改善していくことがISOのシステム運用の目的でもある」と指摘。「丸一日の長丁場になるが頑張って頂きたい」と述べ、あいさつとした。