建通新聞社(中部)
2011/07/29
【岐阜】多治見市、(仮称)根本市民センター建設
多治見市は、合併特例債による「(仮称)根本市民センター」建設を計画しており、2012年3月議会承認案件での工事発注を目指している。近く、設計を担当する熊谷設計(多治見市)で、建設費用の見積もり作業に入る。工事費は12月以降に補正予算で確保する。
同センターは、公民館・児童館・地区事務所などの多様な機能を持つ複合施設として根本町3ノ55ノ1ほかの敷地面積3568平方b(更地)に建設する。計画規模は鉄筋コンクリート造2階建て延べ1300平方bで、地区事務所、研修室(会議室)、乳幼児用の部屋、親子広場、大ホール(兼遊戯室)、小ホール、和室、図書室(図書コーナー)、料理実習室などが入る。
総工費は3億5000万円〜4億円程度で、財源には合併特例債を活用する。建設スケジュールによると、工事着手は12年3月、施設オープンは13年4月で、既存の根本地区事務所と根本児童センターは新施設完成後に閉鎖する。
現在、熊谷設計が詳細設計の最終調整を進めており、完了後、建設費用の見積もりを行う。設計工期は11月30日。
また、同施設の管理運営については「指定管理者制度」を導入する。12年度早期に公募要綱を公告し、同年度9月議会で指定管理者を決められるよう、11年度後半から諸準備を進めていく。