(社)千葉県建設業協会館山支部の主催による「防災教育セミナー」が26日、館山市内の南総文化ホールで開かれ、一般をはじめ県、館山市及び南房総市職員、会員など約300人が参加した。
セミナーの冒頭、主催者を代表して白幡支部長は、東日本大震災における津波により、多くの人の尊い命が失われたことに触れ、「三方の海に囲まれる千葉県も、海とは縁が切れない。災害はあらゆる種類がある。人間として気持ちの安全を求めていくが、地震や津波が来た時の予知能力とも言える『気の安全』を持たねばならない」と指摘。
さらに、会員47社、670余人で構成する館山支部の総意として、「これからも災害に打ち勝つため、地元の防災対策をしっかりと支援していきたい」と述べ、あいさつとした。