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建通新聞社四国
2011/07/29

【香川】3分割で来月発注 県の青年センター改築

 香川県建築課は、青年センター改築を8月に建築・電気設備・機械設備の3分割で発注する。3件とも一般競争入札。
 既存施設の解体工を10月31日の工期で進めており、完了後、着工できるように準備を進める。
 新施設の規模は鉄骨造3階建て延べ1424平方bの本館、同造平屋64平方bの付属棟、同造平屋20平方bの倉庫からなる。実施設計は斎賀建築設計事務所(観音寺市)とアークテクノ(高松市)が担当した。
 同施設はグラウンドや体育館、講堂、大小会議室、宿泊施設などを備え、県内外の青少年団体に幅広く活用されており、年間6万人の利用者がある。
 新施設は規模を縮小して県産木材(桧)を多用し、バリアフリーでコスト面を考慮し外観をシンプルに改築する方針。研修機能・宿泊機能・管理機能などからなり、研修施設では大会議室1室(洋室)、中会議室2室(洋・和室)、小会議室2室(和室)。宿泊施設は宿泊人員80人とし、洋4人部屋7室、2人部屋5室、1人部屋2室など。管理施設は事務室、宿直室。ほか食堂・厨房60人規模、浴室が10人用と5人用。エレベーターは身体障害者対応の11人乗りを備える。
 整備は2011・12年度の2カ年。事業費として2011年度予算に1億8600万円、12年度の債務負担行為として3億3900万円(限度)の合計5億2500万円を予算措置している。場所は高松市国分寺町国分の関の池ほとり。