建通新聞社(岡山)
2011/07/27
【岡山】川崎病院を移転新築 旧深柢小学校跡地
岡山市は、旧深柢小学校(岡山市北区中山下)跡地を川崎学園に賃貸する方針を決め、川崎病院を移転新築するための基本協定案をまとめた。
7月中にも両者で協定を締結し、10月末までに借地契約の締結を行う見通しとなった。
跡地に移転新築する病院は、病床数は600床、延床面積は6万u、15階(地下2階)建てが想定されている。
協定案では、跡地のグラウンド相当部分については、地域をはじめ広く市民に開放するとともに、災害時の一時避難の場所として利用できるよう整備し運営することとし、既存施設の解体費用については、賃料と相殺することなどを規定している。
現川崎病院は、病院の施設・設備の老朽化・狭隘(きょうあい)化が進行しており、病院の機能が果たせなくなるとの懸念から、新病院の建設を計画している。