建通新聞社(中部)
2011/07/25
【三重】三重大 医学部付属病院建て替えU期の「外来・診療棟」建設
三重大学は、医学部付属病院の建て替えU期工事となる「外来・診療棟」の建設に向け、年内にも工事公告する見通しだ。工事は建築、電気設備、機械設備に分けて一般競争(WTO対象)で発注する。
施設の老朽化に伴う建て替え整備(T・U期)で、津市江戸橋にある既存付属病院の隣接地に整備する。
U期の外来・診療棟は、T期で整備した病棟・診療棟新営現場の北側隣接地に建設する。現在は機械棟など既存建物があるため、それらを取り壊し整備する。建屋の新築規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ2万5040平方b。工期は約33カ月で、14年度中の完成を目指す。
実施設計は東畑建築事務所(大阪市中央区)が担当。大学は12日に基本設計を担当した同事務所と随意契約し、実施設計に入った。
大学では2012年3月までに着工したい意向でいること、また着手した建屋の実施設計が11月ごろにはまとまることから、11、12月中の工事公告が見込まれる。
U期の完成後、既存付属病院本館は取り壊される。解体工事は15、16年度の予定。