建通新聞社四国
2011/07/22
【徳島】月末にも公告 貞光工高屋体棟の耐震改修
徳島県は、貞光工業高等学校屋内運動場等耐震改修建築の入札を一般競争で執行するため、7月末にも公告する予定。本館・建築科棟の耐震改修他についても2011年度に計画している。同校では、14年度を開校目標に美馬商業高校との再編統合を目指しており現在、商業科棟新築が進められている。
屋内運動場等耐震改修では、構造補強、非構造部材・設備補強を行う。規模は、屋内運動場が鉄筋コンクリート一部鉄骨造2階建て延べ1222平方b。武道館が同造2階建て延べ922平方b。その他、改修工事として屋内運動場で屋根塗装、外壁塗装、内壁塗装、建具等。武道館で屋根塗装、床、外壁・内壁塗装、建具、シャワー室等を改修する。
本館・建築科棟耐震改修他でも、構造補強、非構造部材・設備補強のほか、外壁塗装、床、内壁塗装、内部建具、トイレ、実習室等の改修などを予定している。本館・建築科棟の規模は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ4036平方b。
また、12年度には、電気科棟耐震改修他を計画。規模は、電気科棟(西)が同造4階建て延べ1992平方b。電気科棟(東)が同造4階一部3階建て延べ1403平方b。耐震改修と同時に西棟で外壁塗装、床、トイレ、内壁塗装、建具、実習室等を、東棟で外壁塗装、床、内壁塗装、建具等を改修する。所在地は、つるぎ町貞光字馬出。
新高校においては、両校が培ってきた工業教育、商業教育を継承し、工業科・商業科併設のメリットを活かした教育を行う。統合に伴う教育環境の整備では、既存施設・設備を有効活用し、計画的に施設の耐震化を行うとともに、必要となる施設・設備の整備を図ることにしている。