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建通新聞社(中部)
2011/07/22

【岐阜】多治見市の「旭ケ丘テクノパーク」 日本通運が進出

 多治見市は19日、旭ケ丘10丁目の工業団地「旭ケ丘テクノパーク」に総合物流国内最大手の「日本通運」が進出することを明らかにした。同社では延べ床面積で6万6000平方bを超える物流拠点施設の建設を計画しており、11月までには着工する見込みだ。施工者などは明らかでない。
 進出企業が内定したことで、9月には市が同テクノパークを岐阜県土地開発公社に売却し、公社から伊藤忠商事に分譲、伊藤忠商事の土地信託方式を活用して日本通運が同テクノパークに進出する。分譲用地の所在地は旭ケ丘10丁目6ノ27ほか4筆。面積は6万0070平方b。価格は1億0512万4145円。
 日本通運では、2012年11月の稼働を目指して300〜500人が働く通信販売の物流拠点施設を建設する。設計者や施工者、具体的なスケジュールなどは明らかにされていないが、土地を購入する9月には建築確認申請などの手続きに入るとみられる。
 施設は5階建てで6万6000平方bを超える延べ床面積を想定している。投資規模は施設などの建設費が約80億円、機械設備などが約30億円を見込んでいる。