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建通新聞社(神奈川)
2011/07/14

【神奈川】厚木市中町第2−2地区周辺官民協働事業支援業務 プロポで公募開始

 厚木市は12日、「中町第2―2地区周辺官民協働事業実施支援業務」の公募型プロポーザル手続きを開始した。同地区周辺区域約4・5fのうち、先行整備エリアに位置付けた市有地約0・5f部分で、官民協働による活性化策の検討と早期事業化を目指し、本厚木駅周辺マーケットの詳細の把握など条件整理を行うとともに、実施可能な事業手法の検討や民間活力導入の可能性を検証する。また、すでにまとめた交通流動解析・交通計画の検討と並行し、全体区域の段階的整備に向けた検討を行う。8月1日まで参加表明書を受け付け、二段階の審査を経て、8月25日に最優秀提案者を特定する予定。
 今回の業務で検討するのは▽導入する市の公共施設や民間施設の機能や規模▽施設コンセプトや想定される施設計画(駐車場・駐輪場計画を含む)の概略案の作成▽事業手法やスキーム▽市と民間事業者との役割分担(事業範囲)▽事業期間や施設の所有形態、資金調達方法、支援措置、対価、事業期間満了後の施設の扱い▽財政縮減効果の検討・評価▽民間事業者の募集方針▽全体区域の段階的整備の検討▽先行エリアの整備に伴う全体区域の整備計画(先行エリアへのアクセス性向上及び地下道有効活用の方策を含む)▽バスセンター上部の人工地盤について、先行エリア整備に合わせた一体的有効利用に向けた現況施設の改修計画▽先行エリアの整備に伴う周辺への波及効果―など。
 履行期間は2012年3月23日まで。委託料を1300万円以下と見込む。
 同地区周辺は、小田急線・本厚木駅直近の立地を生かし、県央における拠点都市として「魅力と賑わいあふれるまち」を担う地区に位置付けられている。このうち、先行整備エリアについて、子どもや子育てを中心とした公共機能に相乗効果が期待できる民間機能を、周辺商業施設との競合に配慮し、配置することなどを目指している。