建通新聞社(中部)
2011/07/14
【岐阜】山田で設計へ 飛騨北部地域特別支援学校整備
岐阜県公共建築住宅課は、「飛騨北部地域特別支援学校施設整備工事の実施設計」の委託先を山田建築事務所(岐阜市)に決め、同事務所と契約した。5月19日に一般競争入札したが、最低札の同事務所が低入札調査基準価格を下回ったため、規定に従い調査などの手続きを行っていた。入札から1カ月半近く業務開始が遅れることになったが、工期の2012年1月末は当初予定通り変更はなし。現時点で12年度内の校舎棟の工事発注を目指していく。
計画規模は教室棟が鉄筋コンクリート造2階建て延べ1768平方b程度、バスヤードが鉄骨造平屋55平方b程度、体育館が鉄骨造平屋392平方b程度。各設備設計も同設計事務所で行う。
計画では、飛騨北部校は児童生徒数34人(9学級)を想定。普通教室9室、特別教室5室などで構成する校舎棟を新築し、体育館、バスヤードなどを整備する。全体事業費は7億5100万円。
計画地は飛騨市古川町片原町8ノ35。13年4月の開校を目指しているが、体育館は13年度に整備する予定。
また、飛騨南部地域特別支援学校の実施設計も6月末に指名競争で入札したが低入札となったもよう。こちらは近日中には落札者を決定する運び。