建通新聞社(中部)
2011/07/04
【三重】2011年度道路事業計画を公表 3年間で事業実施個所136カ所
三重県県土整備部は、「道路整備方針」に基づき県管理道路の整備の方向性を具体化させた「2011年度道路事業計画」を公表した。11年度から3年間で継続する路線や、新規、検討する個所を示しており、県内10の建設事務所で、事業実施個所として、継続個所111カ所、新規着手個所25カ所の計136カ所と事業実施検討個所として51カ所を挙げた。
県管理道路の整備に当たっては、道路事業予算の減少と県民ニーズに的確に対応するため、従来型の新設・拡幅などの「抜本改良」に加え、待避所設置や部分改良などの「柔軟」な整備手法を取り入れた。同計画は、事業実施個所について前年度に引き続き事業を実施する「継続個所」と公表年度に新たに事業着手する「新規着手個所」の種別に分けるとともに、おおむね3年以内に事業着手(工事または用地買収)を目指す事業熟度が達した個所を「事業実施検討個所」と位置付けた。なお、事業実施個所については、3年間で完成供用する個所や、一定規模(おおむね500b)以上の供用を「部分供用」として対象の供用延長を明記した。計画内容については、毎年度、進捗状況などを踏まえて更新する。
各事務所の種別ごと個所数は次の通り。(@継続個所数A新規着手個所数B事業実施検討個所数)
▽桑名建設―@9カ所A3カ所B5カ所▽四日市建設―@8カ所A1カ所B6カ所▽鈴鹿建設―@9カ所A2カ所B6カ所▽津建設―@16カ所A2カ所B6カ所▽松阪建設―@22カ所A3カ所B3カ所▽伊勢建設―@13カ所A3カ所B6カ所▽志摩建設―@10カ所A2カ所B4カ所▽伊賀建設―@12カ所A3カ所B7カ所▽尾鷲建設―@7カ所A2カ所B3カ所▽熊野建設―@5カ所A4カ所B5カ所