今後の出水期に備えた水防工法等の習得と迅速な水防活動を目的とした「2011年度香取土木事務所合同水防訓練」が、真夏日となった28日に香取市小見川地先の黒部川左岸(新開橋付近)で行われ、同事務所をはじめ香取市、神崎町、東庄町の職員のほか、(社)千葉県建設業協会香取支部及びNPO法人防災千葉の会員、香取広域市町村圏事務組合消防本部の隊員ら総勢100人余が参加した。
この日の訓練想定は、「大型台風が関東地方に接近中であり、千葉県北東部に大雨、洪水警報が発令。黒部川の水位が警戒水位を超え、堤防裏に噴出する漏水の噴出口が発見された」というもの。参加者は「土木班」「市町班」「支部1班」「支部2班」の4班に分かれ、各班長の指示に従い行動した。
さらに、(社)千葉県建設業協会香取支部では、この日の合同水防訓練の後片付けに引き続き、黒部川左岸の清掃活動にも汗を流した。