京都府は、八幡市八幡樋ノ口の消防学校屋内訓練場の建替えを計画。このほど設計をコム・キューブ(京都市中京区)に委託した。設計は年内に完了させ、24年5月頃から建築工事に着手する予定で、総工費は2億6250万円を想定する。
建設場所は八幡市八幡樋ノ口15−15の敷地1万4831・22u。新施設は、屋内訓練場がS造平屋建(一部2階建)延約960u、渡廊下がS造延約31u。車庫はS造平屋建、延約175uで、最大10tの消防車が駐車できるものとする。
工事は、まず解体工事を23年11月から24年3月にかけて行った上で、車庫の建築工事を24年1月から5月までの工期で実施。その後、屋内訓練場の建築工事を24年5月から25年2月までの間で行う予定。
解体建物等は、▽体育館(1棟、S造平屋建、延約540u)▽渡廊下(2棟、S造延約32u)▽倉庫(1棟、S造平屋建、延約20u)▽庇(約8u)、屋根(約3u)▽屋外訓練場の北西に位置するバックネット(地中構造物、建築物内部の固定備品等)▽上記工事に伴う電気、機械設備工事。このほか、物置(2棟×約9・5u)は撤去後、移設する。