建通新聞社
2011/06/20
【大阪】府住宅まちづくり部 城東警察署改築 実施設計を梓設計と契約 3,800万円で
大阪府住宅まちづくり部は、城東警察署改築計画で、建築実施設計を梓設計大阪支社(大阪市北区)に委託した。落札金額は3,800万円。設計納期は2012年2月29日まで。近く仮庁舎の増築・改修工事に着手。仮移転後、12年度に新庁舎の建築を着工し、14年度に完成させる計画。
現庁舎の場所は、大阪市城東区中央1。敷地面積は約2,300u(商業地域)。新庁舎の規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ約5,248u。付帯施設として、署長公舎、自転車置き場、機械式駐車場(3段式)、外構工事など。実施設計には、旧警察庁舎、署長公舎、付属棟の撤去設計を含む。
現庁舎は1960年の建設。建物は鉄筋コンクリート造3階建て延べ2,406u。老朽化に加え、狭あい化が著しく、耐震性能も十分でないため、建て替える。
仮庁舎は、既存施設の森之宮庁舎(大阪市城東区森之宮1)を活用。敷地面積は約2,600u。規模は鉄骨造2階建てで、増築が約960u、既設改修が約1,373u。12月27日までの納期で建設。完成後、現庁舎から仮移転し、移転完了後、現庁舎の解体を開始する。