建通新聞社(中部)
2011/06/17
【岐阜】凍上災災復に9・2億余り―岐阜県の一般会計6月補正予算案、約23億を追加
岐阜県は、総額22億8054万円の一般会計6月補正予算案を発表、21日から開会する県議会定例会に上程する。当初からの累計額は7483億0654万円となり、前年同期比0・4%減となった。主に東日本大震災への支援・対策の推進や国補正基金の有効活用、低温により被災した道路(凍上災)の災害復旧などに事業費を盛り込んだほか、新規事業として県庁における省エネルギー化の推進、東海環状自動車道西回りの事業前進で埋蔵文化財調査などを図る計画。
建設関係の主な補正予算案の内訳は次の通り。
【総務部】県庁舎省エネ化設備整備事業(新規―地域グリーンニューディール基金を活用し、県庁舎・議会棟の窓ガラスの遮熱塗装や階段照明のLED化など)=2823万
【林政部】路網整備加速化事業補助(追加―作業道開設の助成)=5115万▽森林整備地域活動支援交付金(追加―森林所有者などによる森林施業に不可欠な地域活動を支援)=8500万
【県土整備部】道路橋梁災害復旧(追加―2011年に発生した凍上災の復旧工事104カ所―寒水徳永線ほか36路線)=9億2647万円
【教育委員会】発掘調査(追加―東海環状自動車道西回りの事業前進に伴う埋蔵文化発掘調査事業費の追加)=1億3804万