建通新聞社四国
2011/06/14
【香川】基本構想まとまる 高松市の男女共同参画C
高松市が市民文化センター跡地(松島町)に移転整備する男女共同参画センターの基本構想がまとまった。今後は同敷地内に整備するこども未来館と平和祈念室とを併せて、基本計画の策定に入る方針で、近く公募型プロポーザル方式で参加業者を募る。業者選定は8月ごろとなる。
同センターの整備年次計画は、同敷地内に整備するこども未来館と平和祈念室と同じで、2012年2月までに基本計画を策定、12年度に基本・実施設計、13〜14年度に建築、15年度春に開館し、錦町の既存施設(鉄筋コンクリート造地下1階地上5階建て延べ1891平方b)を解体する。
新施設は、学習研修や情報収集・提供、活動交流などを継続するとともに、相談機能を拡充させ市民、市民団体、事業所などとの協働により、幅広い人々が参画・交流できる機能を備える。
施設構成は@学習研修ゾーンA活動交流ゾーンB情報収集・提供ゾーンC相談ゾーン─からなり、学習研修ゾーンでは各種セミナーや講演会などが開ける講座室や託児コーナーを整備する。
活動交流ゾーンでは各種団体やグループなどの活動を支援するワーキングルームなどを整備。情報収集・提供ゾーンでは本やビデオを取り揃え閲覧や貸し出しをするとともに、幅広い世代の人々が交流できる場も整備する。相談ゾーンでは相談室や相談者待合室を整備する。
想定する延べ床面積は1000平方bとし、太陽光発電など環境に配慮した施設整備を行う。