袖ケ浦市は、社会資本総合整備計画(水の安全・安心基盤整備)を公表した。国の社会資本総合整備交付金を受けるために策定したもので、公共下水道事業を対象としている。計画の期間は2011〜15年度の5か年。事業費は下水道事業39億7100万円、効果促進事業5億6500万円の合計45億3600万円を見込む。主要事業では袖ケ浦終末処理場改築、奈良輪第一汚水幹線整備、奈良輪第一雨水幹線整備、奈良輪第二雨水幹線整備などを予定している。
同計画では、15年度までに袖ケ浦駅海側汚水管整備と袖ケ浦駅海側雨水管整備実施の完了を目指し、長寿命化計画により処理場における工事個所数を40%に増加させる。重要な管渠の地震対策実施率については、11年度の6.3%から13年度までに15.5%に増加させ、12年度の計画策定により実施率をさらに27.2%まで増加させる。奈良輪第一雨水幹線整備事業(雨水ポンプ場)については、15年度までに整備実施率を50%に増加させる。