建通新聞社四国
2011/06/10
【愛媛】9月初旬にも一般競争 愛媛病院新病棟
国立病院機構愛媛病院(東温市横河原366)は、同所敷地内に新病棟建て替えを計画しており、順調に行けば9月初旬にも建築本体、電気、機械設備の3分割で一般競争入札する方針。このため遅くても7月中には入札公告となりそうだ。2012年12月の完成を目指している。
新病棟は、敷地南側にある現在の機能訓練棟(リハビリ棟)を解体し整備する計画で、規模は鉄筋コンクリート造5階建て延べ約9430平方b。1階には外来棟にある薬局を移転させるほか、1階から4階に一般病棟(ユニット化した結核病床含む)と神経難病病棟の220床、5階に手術室とリハビリ室を配置する。新しい病棟は既存の1・2病棟と3・5病棟、6・7病棟を集約した病棟とすることから現在409ある病床は新病棟完成後には全体で380床となるが、新病棟は廊下幅を広げ、また個室を増やし、大部屋も4人床として1人あたりの面積を大きくするなど入院環境を向上させる。
設計は丸川建築設計事務所(岡山市)が担当しており、近く完了する予定。