千葉県土木施工管理技士会(宮村良典会長)の2011年度通常総会が8日、千葉市内のオークラ千葉ホテルで開かれ、10年度事業報告及び収支決算報告のほか、11年度事業計画及び収支予算などを全会一致で可決した。
議案審議に先立ちあいさつした宮村会長は、まず、千葉県建設業協会を母体として1995年に設立した技士会について、「数年前までは年々会員の減少が続いていたが、全国土木施工管理技士会が実施している継続学習制度CPDSが、県の総合評価方式で配置予定技術者の能力として加点評価されることになったのを機に、06年には800人程度だった正会員が、現在は1600人までに増加した」と説明。
引き続き、来賓として県県土整備部技術管理課の鯉渕彰課長は、まず、東日本大震災における犠牲者に対して冥福を祈るとともに、4月25日に同技士会が県に贈呈した義援金に対して、感謝の辞を述べた。