(社)千葉県建設業協会青年部会の2011年度通常総会が2日、千葉市内のオークラ千葉ホテルで開かれ、10年度事業報告及び収支決算報告のほか、11年度事業計画及び収支予算を全会一致で可決。また、任期満了に伴う役員改選では、新部会長に宇井和則氏(鞄野土木代表取締役)を選出した。
議案審議に先立ち郡司正哉部会長は、東日本大震災における被害状況や復旧作業にあたる建設業の活躍に言及したうえで、青年部会の活動について、「建機体験学習会をはじめとするイメージアップ活動に加え、全国青年会議を通じて全国の仲間と交流することにより、これからも建設業の大切さを発信していくため、引き続き力を貸してほしい」と呼びかけ、あいさつとした。
また、議案審議終了後にあいさつした宇井新部会長は、「本日ここに出席されている会員各位は、東日本大震災時の緊急出動要請等において、その作業の中心となり活動した方々だと思う」と述べたうえで、「これからの復旧復興活動では、建設業界全体の真価が問われると思う。その最前線にいるべき我々青年部会としては、英知を結集し、活動に取り組んでいきたい」との決意を示すとともに、「今後の青年部会の活動に対し、皆さんの積極的な参加を期待したい」との協力を呼びかけ、就任の辞とした。