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建通新聞社(中部)
2011/06/03

【愛知】名古屋市が総合評価を改定

 名古屋市は、総合評価落札方式における評価点の改定を実施した。施工計画、企業の施工実績、地域貢献・地域精通度の3項目でそれぞれ1〜3点引き上げ、合計点を40点から45点に引き上げた。5月26日公告分から適用した。
 新配点では、施工計画を12点から15点に、企業の施工実績を12点から13点に、地域貢献・地域精通度を7点から8点にそれぞれ引き上げた。これにより合計点は40点から45点に変更された。特別簡易型についても、施工計画を除き、企業の施工実績、地域貢献・地域精通度の2項目を同様に1点ずつ引き上げ、合計点を30点とした。
 総合評価落札方式による入札は、2006〜10年度までの5カ年で試行導入し、11年度からは引き続き本格導入していく。
 10年度の総合評価の実施結果は、契約件数が336件で、そのうち簡易型が5件、特別簡易型が331件だった。平均入札参加者数は8・7者、平均落札率は82%となった。評価の結果、最低入札金額以外の入札者が落札した逆転の件数は92件となった。