静岡県交通基盤部は、2011年度の「建設工事成績優良者」をまとめた。県内に主たる営業所を置く土木格付け業者のうち、交通基盤部などの工事成績が80点以上だった者が対象で、11年度は294者を選定した。
県では、県内建設業者の技術力向上と公共工事の品質確保の促進を目的に、優れた工事成績を修めた業者の入札参加機会の拡大などに取り組んでいる。
こうしたインセンティブの対象となる建設工事成績優良者は、▽土木一式A・B・Cの格付け▽主たる営業所が県内▽08〜10年度に完成した交通基盤部など(建設部、産業部、空港部を含む)発注の請負金額500万円以上の土木一式工事を2件以上受注し、工事成績評定の平均値が80点以上(64点以下があった場合を除く)―を基準に選定している。
(2011/6/6)
建通新聞社 静岡支社