協同組合千葉電設協会(田中宏幸理事長)の「第27回通常総会」が、千葉市内のホテルグリーンタワー千葉で開かれ、10年度事業経過報告及び収支決算・監査報告のほか、11年度事業計画及び収支予算などを全会一致で可決。また、任期満了に伴う役員改選では、田中理事長を留任とした。
千葉市維持管理課からの依頼があった災害対応の「千葉市管理道路照明灯の消灯」について言及した氏は、「全体的には作業半ばであるが、5月25日現在の消灯数は1713灯にのぼる。ただ、幕張メッセ周辺などの地域は、地元の消灯許可の関係で作業が遅れていることから、消灯本数は今後さらに増える」との見通しを示した。
来賓を代表してあいさつした熊谷俊人・千葉市長は、東日本大震災における復旧活動や義援金に対して感謝の辞を述べたうえで、「復旧復興に向かう時に千葉市には、貴組合をはじめ『復旧力』の源となる会社が沢山ある。我々も至る所で、市民に対してこれらのPRに努めている」とし、同協会からの入札制度の改善等の要望については、「我々で対応できるものは対応していきたい」と弁。
さらに、「いずれにしても地元に極力仕事を発注するということは、当然ながら我々の思いとしてある」との胸中を明かし、「これからの千葉市のまちづくりにおいても力を貸して頂きたい」と要請した。