建通新聞社四国
2011/06/03
【高知】781件を公表 県土木部発注見通し
高知県土木部は5月30日、2011年度の公共工事発注見通しを発表した。公表対象は、1件あたりの予定価格が250万円を超える工事で4月時点で工事発注が見込まれているもの。全体(見込み件数)では925件あるが、今回の公表対象工事件数は781件(公表率84・4%)、公表工事費は199億0466万円。公表分の内訳は請負対象金額1000万円以上の一般競争入札が131件、請負対象金額5000万円未満の指名競争入札が650件。
発注機関別の公表工事費は、安芸土木事務所が24億6204万円、中央東土木事務所が36億1502万円、高知土木事務所が34億7285万円、中央西土木事務所が34億5765万円、須崎土木事務所が29億2838万円、幡多土木事務所が33億9436万円、住宅課が5億7433万円となっている。予定では、10月に9月以前に発注したものを除く工事の変更や追加工事の公表を行う。
発注機関別の主な一般競争入札対象工事は次の通り。
安芸土木が、佐喜浜吉良川線活力創出基盤整備総合交付金(室戸市吉良川町)で道路改良延長80b、和食ダム工事用道路(芸西村西谷)で道路整備と橋梁下部工、岩戸海岸侵食対策(室戸市岩戸)で人工リーフ延長68b。
中央東土木では、国道439号活力創出基盤整備総合交付金(土佐町東石原)でトンネル工事(NATM)延長736b、高知空港インター線道路改築(南国市物部)で擁壁工。
高知土木は、国道195号地域活力基盤創造交付金・布師田大橋上部工(高知市布師田)で橋梁下部工4基、高知南インター線道路改築(高知市五台山)で集水井2基、集水ボーリング延長566b、道路改良延長40bほか
中央西土木は、家俊岩戸真幸線道路改築(土佐市出間東)で道路改良延長520b、国道439号活力創出基盤整備総合交付金(いの町柳野)で橋梁上部工、護岸工延長60b、擁壁工延長100b、舗装工2000平方b、道路改良延長80b。
須崎土木では、国道439号活力創出基盤整備総合交付金(仁淀川町大植)で大植1号トンネル延長217b(NATM)、サキ谷川通常砂防(梼原町飯母)で堰堤工。
幡多土木は、国道381号活力創出基盤整備総合交付金(四万十町昭和・三島トンネル)でトンネル修繕工延長220b、実崎谷川通常砂防(四万十市実崎)で砂防堰堤延長33b、高さ9bほか。