(社)千葉県道路舗装協会(船越博文会長)の主催による「2011年度舗装施工管理技術者試験準備講習会」が2日、千葉市内のオークラ千葉ホテルで開かれ、総勢51人が受講した。内訳は会員が3人、非会員(千葉県建設業協会会員)が48人。
開講に先立ち船越会長は、「この舗装施工管理技術者試験の合格率の平均は、1級が17.8%、2級が39.4%と大変厳しい」と前置きし、今年から試験の事業団体が、(財)道路保全技術センターから(社)日本道路建設業協会に移管されたことに言及。「今年は初年度の試験となり、出題内容もより厳しいことが予想される。本県では2000万円以上の舗装工事において、その会社に舗装施工管理技術者がいるか否かが、一つの施工基準のポイントとなる」と述べたうえで、「皆さんには、それぞれの会社が大いに期待している訳である。今日一日を有意義な講習とされ、全員が合格することを祈る」とエールを送り、あいさつとした。