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日刊建設タイムズ社
2011/06/01
【千葉】５つの重点事業を柱に／県測量協通常総会 迅速な復興めざす県民の期待を
（社）千葉県測量設計業協会（小安隆夫会長）の２０１１年度通常総会が、千葉市内のオークラ千葉ホテルで開かれ、１０年度事業報告及び賃借対照表・正味財産増減計算書、財務諸表に対する注記・財産目録承認のほか、１１年度事業計画及び収支予算を全会一致で可決した。議案審議に先立ちあいさつした小安会長は、まず、３月１１日に発生した「東日本大震災」に言及。０８年３月に県と締結した防災協定に基づき、１４の土木事務所等から県内被災地への災害応急業務の支援要請があり、「迅速かつ適切に対応した」ことに加え、「会員の総意」として、「被災者への救護のお見舞いの意」を込めた災害義援金を４月７日に県災害対策本部に、また、東北地方を含めた被災者への義援金を、全測連を通じて同月２６日に贈ったことに対して、会員への感謝の意を表明。
今後５年間については、「まさに国を挙げての復興を図るとともに、今回の教訓を生かして、これまで以上に災害に強い国土・県土づくりを実現する期間になる」との見通しを示したうえで、「そのために私ども測量設計業界が果たすべき役割は極めて大きく、これまで以上に技術の研鑽に努め、迅速な復興を目指す国民・県民の期待に応えなければならない」との決意を述べた。
