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日刊建設タイムズ社
2011/05/27
【千葉】法人格「一般社団法人」取得へ始動／千葉市建設業協会総会 懇親会で熊谷市長が震災復旧活動を称賛
千葉市建設業協会（内藤栄男会長、会員１１８社）の「第８回通常総会」が２５日、千葉市内のオークラ千葉ホテルで開かれ、１０年度事業報告及び収支決算・会計監査報告をはじめ１１年度事業計画及び収支予算、会費額の変更、法人格（一般社団法人）の取得についてなどをを全会一致で承認した。総会後の懇親会の席であいさつした内藤会長は、まず「何といっても先の東日本大震災において被災された方々に、衷心よりお見舞い申し上げる」と述べたうえで、会員に対しては、「震災当日の夜に千葉市と防災協定を結ぶ当協会に出動依頼があり、その日から昼夜兼行で美浜区の液状化の復旧作業にあたる一方、その最中に若葉区では、鳥インフルエンザが発生するなど、厳しい作業環境の中をしっかりと対応して頂いた。高い席からではあるが、この場をお借りし感謝を申し上げたい」と弁。
来賓を代表してあいさつした熊谷俊人・千葉市長は終始、東日本大震災について言及。「今回の東日本大震災では、震災直後からの対応で、協会の皆さんには大変お世話になった」との感謝の意を表したうえで、「これまでいつも皆さんの前では、いなげの浜清掃活動と防災協定の話をさせて頂いたが、本当にこの防災協定が生きる瞬間がやってきたと実感している」と弁。
「貴協会の皆さんには、今回の震災対応で大変お世話になった。今後とも、災害に強いまちづくりのみならず、さまざまなまちづくりにおいて、連携を密にして取り組んでいきたい」と述べ、祝辞に代えた。
