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建通新聞社
2011/05/26

【大阪】大阪市港湾局 咲洲コスモスクエア地区のコンベンション機能拡充へ、エイチ・アール・オーサカが落札、宴会場・会議場・チャペルを建設・運営

 大阪市港湾局は25日、咲洲コスモスクエア地区においてコンベンション機能を拡充できる施設を整備する事業者を決めるため入札を行い、エイチ・アール・オーサカ(大阪市住之江区南港北1−13−11)が落札した。落札額は賃貸借料月額200万円。同社はハイアットリージェンシー大阪の運営会社で、80人程度のレセプションに対応した宴会場、100人程度の会議にも対応できる会議場、チャペルを建設・運営する。
 咲洲コスモスクエア地区では、国際的な会議・見本市の一層の誘致を進めることでコンベンション機能の充実を図るなど、ビジネス交流・交易拠点の形成を目指している。また、2012年10〜11月に開催される世界規模の金融フォーラム(サイボス2012)が成功するよう、インテックス大阪の機能の拡充を行っていく方針。
 そのため、インテックス大阪の広場として活用している敷地7,054uについて、「セミナーやレセプションが行える施設を整備する」ことを条件に事業用定期借地契約の入札を実施。賃貸借期間は12年1月1日〜21年12月31日の10年間で、12年10月1日までに供用開始することが条件となる。
 対象地は大阪市住之江区南港北1−5番街区で、このうち中心部の建築可能区域3,694uに施設を建設。周辺部3,360uは新たに建設する施設への出入りに必要な通路の整備を可能としている。用途地域は準工業地域。指定建ぺい率60%、指定容積率200%。大阪市営地下鉄ニュートラム南港ポートタウン線「中ふ頭駅」の東約300mに位置する。
 今後、6月8日までに「市有財産事業用定期借地権設定合意書」を締結し、6月30日までに契約を締結する見通しだ。