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建通新聞社
2011/05/12

【大阪】阪府 りんくうタウン活性化にパートナー事業者 企画提案競技を実施

 大阪府は、「りんくうタウン活性化」の戦略を再構築し、その具体化を図っていくため、パートナー事業者選定の企画提案競技を実施する。18日に説明会を開催。6月2〜13日で提案書類を受け付け、選定委員会、プレゼンテーションを経て6月末に最優秀提案者を特定。7月上旬に契約を締結する。
 パートナー事業者が行う業務は、りんくうタウン活性化戦略プランの作成。今後のりんくうタウンについて、@トータルコンセプトA土地利用方策案と規制緩和策案Bにぎわいづくりのためのソフト事業施策案とまちづくりマネジメント実施案Cブランド力向上策Dマーケティングリサーチ−などを策定・実施する。契約期間は2012年3月31日まで。契約金額の上限は3,500万円。
 企画提案競技への参加資格は、府の入札参加資格で「各種施策研究・調査」に登録されている者など。説明会への参加申し込みは、17日まで電子メールかFAXで受け付ける。担当は住宅まちづくり部タウン推進室管理課調整グループ。
 りんくうタウン(泉佐野市)は関西国際空港の開業に合わせて対岸に埋め立て開発された318haの副都心計画。事業用地の分譲と定期借地の契約率は90%を超えたが、りんくうタウン駅北側の商業業務ゾーンや公園・緑地整備予定エリアに低未利用地が残っている。民間のアイディアや活力を引き込み、まちの魅力アップとブランド力向上を図る。
 橋下徹大阪府知事は11日の会見で、「りんくうタウンを大きく飛躍させるためには行政と民間の連携が必要。関空活性化のためにもテコ入れしたい」と語った。