建通新聞社四国
2011/05/10
【徳島】第1四半期に発注 阿南市仮設庁舎内部改修
阿南市は、新庁舎建設について2011年度に仮設庁舎として利用する保健所や各支所等の内部改修を行うほか、既存分庁舎解体を予定。ともに第1四半期中の発注を見込んでいる。また、日建設計(大阪オフィス)で進めていた基本設計は3月18日に完了し、実施設計の契約を4月に同社と結んだ。
解体する分庁舎の規模は鉄骨造3階建て延べ3500平方b。内部改修の概要は、内装修繕、照明設置など。
今後、12年度中に本体建設工事に着手し、15年度中の完成を目指す。
整備計画によると、現在地での建て替えを実施することから高層部建設を行う1期工事と低層部建設を行う2期工事に分けて整備を進める。計画規模は、高層部が鉄骨造地下1階地上7階建て延べ1万平方b、低層部が同造地下1階地上3階建て延べ7000平方b。1期工事は12年度、2期工事は13年度に着工する予定で、それぞれ16〜17カ月の工期を見込んでいる。今後のスケジュールは、移転等の諸準備が整いしだい、1期工事の前段として既存の分庁舎を解体。また、2期工事の前には既存の本庁舎解体を行う。本庁舎の規模は、鉄筋コンクリート造4階建て延べ6500平方b。
建設地は富岡町トノ町の現在地約1万平方bで、現庁舎南側の旧阿南保健所跡地の約4500平方bは駐車場として整備する予定。