建通新聞社四国
2011/05/06
【香川】JR高架橋脚2基を建設 高松志度線
香川県道路課は、高松志度線のJR軌道高架橋建設で2011年度に橋脚2基建設と軌道上部の桁架設をJR四国に委託し行う。次年度以降の計画は、12年度に残る橋脚2基を建設し、13年度に軌道東側の上部工を整備し、13年度末の完成を目指す。11年度事業費は2億3500万円。
同高架橋は、志度山川線と石田東志度線間のバイパス約380bに建設している延長172b、幅員14b(両側歩道)のJR跨線橋。設計はエイト日本技術開発が担当した。
下部工は、JR軌道より西側の下部工の橋台1基と橋脚4基、東側では橋台1基と軌道横の橋脚1基が完成している。
上部工は、10年度に軌道西側の延長65bの桁製作と架設を発注し建設を進めているほか、JR四国で軌道上部の桁製作を行った。軌道上部の桁は、延長20bの単純プレテンション方式プレストレストコンクリート中空床版橋。
軌道東側の未整備橋脚4基の概要はT型橋脚、基礎は場所打杭で口径1500_が6本。上部工は延長85bで5径間連続鉄筋コンクリート造中空床版橋。