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建通新聞社四国
2011/05/06

【徳島】年度内にも本体工着手 徳島市合流式下水道

 徳島市は、2011年度から3カ年計画で合流式下水道緊急改善事業に着手する。11年度中にも本体工(一部)に取り掛かる予定。当初予算には、事業費3億3300万円を計上した。
 同事業では、中央浄化センター内に新たに水処理施設(簡易的なもの)を設置するほか、昭和ポンプ場に隣接して雨水貯留施設を整備する計画。現在、水処理施設の設計を進めており、11年度中にも本体工(一部)に着手する考え。水処理施設の概要を確定させた後、雨水貯留施設の整備内容についても検討を進める。合流改善計画見直しにかかる計画設計は日本上下水道設計が担当。
 総事業費は、22億2300万円を見込んでいる。
 今回の整備は、合流式下水道における公共用水域への汚濁負荷量を分流式下水道の汚濁負荷量と同程度以下にするため施設整備を行う。改善目標としては、汚濁負荷量の削減や公衆衛生上の安全確保、きょう雑物の削減を掲げている。