建通新聞社四国
2011/04/26
【徳島】5月1日付人事異動を内示 県
徳島県は21日、5月1日付で発令する2011年度定期人事異動を内示した。特別職の異動では、企業局長に前商工労働部長の福田哲也氏を起用。組織面では、東日本大震災を受け、南海地震をはじめとした三連動地震に対応するため震災対策を担当する政策監補を設置し、海野修司県土整備部長が就任、部長職と兼務する。職員数は10年度から57人削減され、3235人となった。
組織の新設では、被災地の支援体制強化と県の防災力向上に向けた体制を整備するため政策企画総局次長(政策創造・被災地支援担当)に犬伏秀之教育委員会事務局教育総務課長、同局政策調査幹(被災地支援・防災戦略担当)に十川正樹文化スポーツ立県局県民スポーツ課副課長を起用。また、次世代林業プロジェクトの着実な推進を図るため、林業振興課内に「次世代林業戦略室」を設置。室長には、船田美幸県土整備政策課副課長が就く。
部長級の異動では、危機管理部長に中張茂地域振興総局長を充てた。商工労働部長には八幡道典医療健康総局副総局長が、農林水産部長には豊井泰雄議会事務局長が就任する。西部総合県民局長に四宮洋司監察局長、政策企画総局長に松野秀生政策企画総局次長、環境総局長に坂東敏行河川局長をそれぞれ起用した。
県土整備部では、道路総局長に納田盛資県土整備部副部長、運輸総局長に小谷野喜二運輸総局副総局長、河川局長に河口正道農林水産部副部長、東部県土整備局長に石本昇県土整備部次長(まちづくり担当)を充てた。副部長には、榊茂県土整備部次長(調整担当)と中内雅三南部総合県民局県土整備部長が、次長(調整・震災対策担当)に大貝誠治県土整備政策課長、次長(まちづくり担当)に高石晶光道路総局次長、次長(耐震化・建築指導担当)に貞本俊一住宅課長をそれぞれ起用している。南部総合県民局県土整備部長には、近藤文彰運輸総局運輸政策課長が就く。
農林水産部では、農村農地政策局長に矢野幹雄西部総合県民局農林水産部長、林業飛躍局長に伊藤晴夫西部総合県民局企画振興部長、東部農林水産局長に大沼亮農林水産総合技術支援センター所長を起用。副部長には、蔭山真応商工政策課長と片山正敏ブランド戦略総局次長を充てた。