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建設経済新聞社
2011/04/25

【京都】舞鶴市 三宅団地の建替え 第1期 建築工を2分割 第2四半期の発注で準備

 舞鶴市は、公営住宅建替事業として、建替え後、総戸数209戸となる三宅団地の建替えを計画している。
 同事業では、老朽化した公営住宅の建替えにより、良質で快適な住宅を提供し、市民生活の安定と社会福祉の増進に寄与するものとして、23年度当初予算に2億0508万7000円を計上している。
 三宅団地は、舞鶴市北吸に立地。敷地面積は、約3f。現在、団地内には市営住宅146戸及び府営住宅が33戸で構成され、既存施設を解体した跡地に順次、建替えを進めていく模様で、工事工程としては全体を3期に分割している。
 建替えの初弾工事となる第1期工事では、RC造7階建、延4513・89u(建築面積942・28u)の市営住宅(L字型※図参照)を建設する。
 発注見通しによると、建築一式では「公営住宅(三宅団地建替第1期)第T工区新築工事」(RC造7階建、35戸)「公営住宅(三宅団地建替第1期)第U工区新築工事」(RC造7階建、28戸)とL字型の縦・横を分割し、2工事で発注。発注時期は第2四半期で一般競争入札による発注を予定。電気・機械設備工事については工区分割を行わず、一括で発注を予定している。
 これに先立ち、「公営住宅(三宅団地82号他)除却工事」「公営住宅(三宅団地103号他)除却工事」として、4ヵ月の工期を想定しながら、既存府営住宅19戸・14戸の解体撤去を第1四半期に指名競争入札で進めていく模様。
 続く第2期工事は、第1期工事が完了する25年度に実施設計の発注を見込み、RC造8階建1棟、延5000u(75戸)に着手していく。第1期工事完了の26年度から3ヵ年で事業の進捗を進めていきたい考えだ。最終となる第3期工事は29年度からの着手となる。規模はRC造3階建、延2300u、RC造5階建、延2200uの2棟を想定。全体工事の完了は早くても31年度末となる模様だ。
 なお、同工事の実施設計業務は、共同設計京都事務所(京都市伏見区)が担当。