千葉県コンクリート製品協同組合の技術委員会主催による「技術講習会」が13日、千葉市内の組合会議室で開かれ、20人余が出席した。
千葉県規格の「千葉県型側溝及び蓋」「長尺U形」について、組合員が製造基準としている「組合規格」及び「製造指導要領書」を最新JIS規格に整合させるため、技術委員会で見直しを行い、本年4月1日付で改正。同組合における7月1日の実施に向け、この日の講習会を企画したもの。
千葉県コンクリート製品協同組合では、88年から「品質の向上と均一化を図る」ことを目的に、千葉県型側溝及び蓋、長尺U形について共同検査を実施し、適格工場を認定するなど、良質製品の安定供給に努めている。
また、エコセメントの使用推進により、コンクリート製品を通じた「資源循環型社会の構築」に寄与している。
なお、同組合では、いずれも87年に制定した「千葉県型側溝及びふた・長尺U形」の組合規格と製造指導要領について、本年4月1日までに組合規格で9回、製造指導要領で8回の改正を行っている。