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北海道建設新聞社
2011/04/08

【北海道】36市町で63施設が対象に−道の介護基盤緊急整備交付金 

 道保健福祉部はこのほど、2011年度介護基盤緊急整備等特別対策事業の交付・補助対象となる整備計画の1次内示をした。小規模特養などの整備に充てる介護基盤緊急整備特別対策交付金は苫小牧市内5施設、帯広市内4施設など、36市町で63施設。スプリンクラー整備特別対策事業補助は29市町で71施設に上っている。
 介護基盤緊急整備特別対策交付金を見ると、苫小牧市内で緑陽会が小規模特養と小規模ケアの一体型施設(RC造、3階、延べ約2900m²)、民間企業の幸楽、進幸、恵の計3社が小規模多機能型居宅介護施設を計画。これらの交付金総額は4億4878万円となっている。
 帯広市内では4億697万円が交付。刀圭会が小規模特養と小規模多機能の併設施設を整備するほか、太陽福祉会が小規模特養、光寿会が小規模多機能施設の整備をそれぞれ進める。恵庭市内では恵望会と健美会の小規模特養の設置に3億2335万円が交付される。
 このほか、10年度に市町村交付金事業の対象から外れ、道の基金事業となった小規模施設に対するスプリンクラー等整備特別対策事業の対象が、37市町で142施設ある。